【コラム #01】SAMURAI JEANS 18年前の畑からスタートしたGOTS認証への道。

【コラム #01】SAMURAI JEANS 18年前の畑からスタートしたGOTS認証への道。

畑からスタートした道。サムライジーンズが選んだ「GOTS認証」。


アメカジショップTOPでは、いつもお取り扱いしているブランドの「コア」な部分を掘り下げて、作り手ご本人に直接インタビューさせて頂き、ブランドの持つ独自性や背景に迫っていくコラムを始めることにしました♪


第1弾としてお話を伺ったのは、SAMURAI JEANSの野上社長です。


きっかけは、SAMURAI JEANSがGOTS認証(オーガニック繊維の国際認証)を取得されたという話を聞いたことでした。「GOTS認証」と聞いても、正直なところ最初はピンと来ていませんでした。ただ話をうかがっていくうちに、単なる素材の話ではなく、会社のあり方そのものを問う、想像以上に厳しい認証だということがわかってきました。



聞き手は、当店代表の林です。



触った瞬間の、あの感触


林:今回の展示会で、GOTS認証の第一章としてTシャツがありましたが、初めて生地に触れさせていただいたとき、驚いたんです。触った瞬間に「柔らかくて、優しい。」と思わず声に出ちゃいました。


野上社長:ありがとうございます。素材はもちろんですが、GOTS認証は生産背景も実は大事な部分なんです。


 

GOTS認証は、生地だけでなく「会社」が見られる

 

林:そもそもGOTS認証というのは、具体的にどんな審査なんですか?


野上社長:これがですね、生地だけじゃなくて会社そのものが見られるんですよ。うちの会社も含めてです。財務がちゃんとしているか、給料が適正に支払われているか。

ブラックかホワイトか、というところまで全部チェックされます。社員一人ひとりに面接もあって、「残業していませんか」「ちゃんと休みは取れていますか」というところまで見られるんです。



林:会社の労務体制まで見られるんですね。


野上社長:そうなんです。GOTS認証を取っている工場、取っている会社じゃないと、GOTS商品として売ることができない。

糸を紡ぐところから、織り、縫製まで、関わる会社すべてがGOTS認証を持っていないといけないんですよ。うちも会社自体でGOTS認証を取得しています。

素材もオーガニックでGOTS認証。認証を持っている者同士で作っているものなんです。


林:一つでも認証を持っていない工程(工場)があると、成立しないということですか。


野上社長:そもそも作れないんです。GOTS商品というのは、認証を取っている会社同士が集まって、より良いものを作っているという証明でもあるんですよね。



なぜ、GOTS認証を取ろうと思ったのか?

 

林:取得するのが一筋縄ではいかないなかで、サムライジーンズがGOTS認証を取ろうと思ったのはなぜですか?


野上社長:やっぱりモノづくり。そういう環境で作っているというのはサムライジーンズじゃないと出来ないかなと。

日本のアメカジブランドさんは、どこもこだわってモノづくりをしている中で、サムライジーンズだからこそ出来るモノづくりとは何か?を考えた時に、サムライジーンズらしさがそこに繋がっていきましたね。




畑から、ものづくりが始まっている

 

林:素材へのこだわりは、サムライ綿畑からスタートしていますよね。


野上社長:うちは17〜18年前、小さな畑からものづくりを始めたんです。無農薬でコットンを育てていて、その畑自体のオーガニック認証も取得しています。畑がどう管理されているかも、審査でしっかり調べられるんですよ。


林:その畑は「SASAYAMA COTTON BASE」へとリニューアルされて、去年私たち夫婦もお邪魔させて頂きました。野上社長に案内して頂き、畑でコットンの収穫体験や、BASEでの染め体験は想像以上に夢中になりました!





野上社長:林社長はカエルにビビりすぎでしたよね(笑)。


林:いやもう・・カエルが苦手すぎて(笑)。ただ、あの体験があったからこそ、Tシャツやジーンズ一枚の裏にどれだけの手間がかかっているか、より実感できました。




これからも、まだ続いていく

 

林:これからのSAMURAI JEANSも益々楽しみですね!


野上社長:2028年でSAMURAI JEANSは30周年を迎えます。そこに向けて、まだ表には出せないこともいろいろ動いてるので、それも楽しみにしていていください。


林:楽しみにしています!


野上社長:まぁ、今までの話は全部ウソですけどね(笑)


林:野上社長!ほんとに面白い(笑)


 

最後は笑いで締めてくださった野上社長(^^)


当店で毎シーズン開催している展示オーダー会でも、いつもお客様と楽しい会話で盛り上がっていますが、モノづくりの話になると、やはり30年近く続けて来られたサムライジーンズの熱い思いがこちらにもビシビシと伝わってきました。


当店がサムライジーンズを販売させて頂くようになってから、20年以上が経ちました。

18年前に始まった小さな畑から、時を経て、大きくなっていく年月を共に過ごさせて頂き、常にチャレンジし続ける姿は本当に尊敬しかありません。


畑を耕すところから、糸を紡ぎ、生地を織り、縫い上げるまで。ひとつでも欠けたら成立しない認証を、会社ごと取りにいく。

SAMURAI JEANSのものづくりの奥にある姿勢を、今回のお話で新たに知ることができました。


野上社長、インタビューのご協力本当にありがとうございました!




現在お取り扱い中のSAMURAI JEANSの商品は、こちらからご覧いただけます。

昨年うかがったコットンベースの様子は、こちらの動画でもご覧いただけます。 Instagram Reel

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